〇防災って何?
この内容はPodcastで話した内容です。
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みなさん、こんにちは。あかねです。
10月7日22時41分に関東地方で大きな地震がありました。
埼玉県や東京都の一部では震度5強で、千葉県も震度5弱のところがありました。
「震度」というのは地震の強さをあらわします。
2011年の東日本大震災で1番強かった場所は震度7でした。
震度7というのは、家が壊れるくらいの強さです。例えば家の窓が割れたり、ドアの形がかわって開けられなくなったり、古い家なら、天井が落ちたりすることもあります。
地震の影響はとても大きいです。大きい地震なら、海の近くにいる人は津波に気を付けなければいけません。電気や水道が何週間も使えなくなることもあります。電車がとまって帰れないこともあります。地震は揺れるだけじゃないんです。
日本語には「防災」という言葉があります。これは地震などの災害があったときのために、普段から備えておく、準備をしておくという意味です。
地震で電気や水が使えなくなったり、スーパーへ行っても食べ物が売っていないこともあるので、そういうときのために、自分の家に水や食べ物を準備します。
あとは電気が使えないとスマートフォンも使えないので、乾電池で使えるモバイルバッテリーがあると便利です。
以前、公衆電話をYouTubeで紹介したら「私の国にはこんな古いものはない」というばかにしたコメントがいくつかあって、がっかりしました。
古いものは悪いですか?
地震の時、スマートフォンが使えなくなったら、どうやって家族に連絡しますか?
公衆電話は日常生活で使うものではありませんが、災害のとき日本ではとても役に立つんです。
だから日本に住んでいる人は自分の家や学校・職場の近くに公衆電話があるかどうか、そして使い方を知っておくと、いざという時に役に立つと思います。
日本では小学校から、地震があったときにどうすればいいか訓練をしたり、気を付けることを先生が教えてくれます。でも、どんなに訓練しても、どんなに知識があっても、大きい地震がくるとパニックになって、あわててしまいます。
だからこそ、少しでも普段から水や食べ物を準備しておく必要があります。
みなさんは今、3日間買い物に行かなくても問題がないくらい家に食べ物がありますか?
懐中電灯や水が家にありますか?
☆漢字の読み方
震度:しんど
揺れる:ゆれる
天井:てんじょう
防災:ぼうさい
備える:そなえる
乾電池:かんでんち
公衆電話:こうしゅうでんわ
訓練:くんれん