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本を読むのが大嫌い

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みなさん、こんにちは。あかね的日本語教室のあかねです。

みなさんは本を読むのが好きですか?

私は子どものころ、本を読むのが大嫌いでした。だから1年に2冊か3冊しか読みませんでした。

しかもそれは学校の夏休みの宿題で、必ず読まなきゃいけない本でした。だから自分から読みたいと思って読んだことはほとんどありませんでした。

本を読むのが嫌いだったにもかかわらず、両親はたくさん本を買ってくれました。

そしていつも「本をたくさん読みなさい」と言いました。

特に私の父は本が大好きで、家には本がたくさんあります。

ずっと前ですがインスタで紹介した写真をスクリプトにはっておきますね。これはほんの1部です。

中学1年生のとき、授業が始まる前に友達が本を読んでいました。

私はその友達に「その本、おもしろいの?」と聞きました。

私は素直に「私は本を読むのが好きじゃないんだよね。なんでそんなに夢中になれるの?」と聞きました。

そうすると友だちは「この人が書いた本ならぜったいにおもしろいから、明日別の本を貸してあげるよ。今まで読んでたのはおもしろい本じゃなかったんじゃない?」と私に言いました。

そのとき、私は今までどうして本が読みたくなかったのかとてもよくわかりました。

学校の宿題で読まなきゃいけなかった本や両親が買ってくれた本は私が自分で選んだ本ではありません。興味がある本ではありません。

先生や両親は「この本を読んだほうがいい。この話を知っておいたほうがいい」という気持ちですすめてくれた本です。でもこれは私の興味とはぜんぜんちがいました。だから読んでもおもしろくありませんでした。

友達がかしてくれたのは宗田理(そうだ おさむ)さんがかいた『ぼくらの七日間戦争』でした。

この話の主人公は中学生で、子どもと大人の戦いがおもしろく書かれています。

私にとってこれははじめて読んだ小説でした。そして当時13歳だった私にとって人生ではじめておもしろいと思えた本でした。夢中になって読みました。

こんなにおもしろい本があるのに、何でもっとはやく知ることができなかったんだろうと後悔しました。

今でもその友だちに感謝しています。この本に出会わなかったら私は今のように本が好きになれなかったかもしれません。

私が今回このテーマについて話した理由は、外国語の勉強も同じだからです。

先生や友達がすすめてくれたテキストや教科書は、あなたにとってはつまらなかったり勉強する気持ちになれなかったりするかもしれません。

大事なのはあなたが実際にそれをみて、やる気がでるかどうかです。

自分に合ういいテキストや本を見つけるのがとても大事だと思います。

みなさんも人生をかえるような本に出会ったことがありますか?

是非Twitterのコメントで教えてください。

☆漢字のよみかた

宿題:しゅくだい

実際:じっさい

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