この内容はPodcastで話した内容です。
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みなさん、こんにちは。あかね的日本語教室のあかねです。
今日は私の会話レッスンの生徒さん、任さんの勉強方法について紹介したいと思います。
今、会話レッスンの募集はPatreonで行っています。
興味がある人はPatreonを見てください。
任さんと話したのは実は久しぶりで、1年半ぶりでした。私の生徒さんの中にはときどき1年ぶりにレッスンを受けてくれる人もいます。
私のことを思い出してくれたんだと思うと、とてもうれしいです。
任さんは去年の7月のJLPTでN1に合格したことを報告してくれました。
任さんは去年の2月、N2とN1のどちらを受けるか悩んでいました。
私が「任さんのレベルなら頑張ればN1に合格できると思いますよ」と言ったことがきっかけで、N1を受験したそうです。
会話レッスンだけでN1を受験したほうがいいとアドバイスするのはけっこう難しいことです。
なぜなら、筆記試験(ひっきしけん)の能力と会話の能力はちがうからです。
任さんならN1に合格できるかもしれないと思ったのは、任さんが努力家だと知っていたからです。
任さんならきっとN1のために努力すると思ったから、私はN1の受験をすすめました。
任さんは去年の2月からJLPTの受験日まで、約半年(6か月)、仕事が終わったあと毎日1時間勉強したそうです。休みの日はJLPTの過去問を本番と同じように解いたそうです。
2015年から2020年までの過去問をほとんど全部解いたと言っていました。
そして過去問でわからなかった文法を自分で調べて勉強したそうです。
私もこの勉強方法はとてもいいと思います。過去問はとても大事です。
そして任さんはよくドラマを見たり、NHKのニュースを聞きながらシャドーイングをしたりしているそうです。
任さんと話していると、JLPTにはでてこないような単語を使っているので、日本のテレビを見ていることがよくわかります。
約6か月の間毎日勉強することは本当に大変だったと思います。
仕事で疲れていたら、勉強する気がなくなることもあると思います。
実際に任さんも、疲れて勉強したくないと思ったことがあったと言っていました。
でもその時は、「もし7月に合格できなかったら、次のJLPTの12月まで、ずっと勉強しなきゃいけない。絶対に7月に合格したい」と思いながら勉強したそうです。
任さんの努力は報われました。「努力は報われる」というのは、努力したことにたいして、いい結果がでることを言います。
私は任さんの話を聞いてとても感動しました。そして自分も頑張りたいという気持ちになったので、みなさんにシェアしました。
みなさんは今どんなことを目標にして頑張っていますか?
☆漢字のよみ方
努力家:どりょくか (いつも努力している人)
本番:ほんばん
過去問:かこもん
解く:とく
報われる:むくわれる