この内容はPodcastで話した内容です。
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みなさん、こんにちは。あかねです。
みなさんは小学校や中学校で水泳の授業がありましたか?
学校にプールがありましたか?
私は埼玉県の公立の小学校と中学校に通っていましたが、どちらにもプールがあって、6月と7月には体育の授業で泳ぐ練習をしました。
日本国内でも、もしかしたら学校にプールがないところもあるかもしれませんが
私の周りの人の話では「プールがなかった」「水泳の授業がなかった」という人はほとんどいません。
ある日、日本語学校の授業で水泳の話になりました。
その時に「みなさんは泳ぐのが得意ですか?」と質問をしたら
多くの学生が「先生、1度も泳いだことがありません」と答えたので、その時は本当にびっくりしました。
もちろん同じ国でも地域によって違うと思いますが、その時教えていたクラスは全員中国人の学生で、中国の学校でプールがあるのは珍しいと言っていました。
日本語の先生になってから痛感することは
「自分にとっての常識や経験してきたことは、他の人にとっては当たり前のことではない」
ということです。
何が言いたいのかというと、私にとって小学校の授業で水泳の授業があることは当然で、それは普通だと思っていました。
でもたまたま水泳の話になって、他の国では水泳の授業がないところもある、というのを知りました。
私はこういうことを知れるのは本当にありがたいことだと思っています。
よく学生からも教えてもらったりしますが、その時にお互いの文化や習慣をシェアして
「そうなんですね~!ちがいがあっておもしろいですね!」
と話します。
文化や習慣の話をする時に大切なことは、お互いの文化を尊重することだと思います。
それがいいとか悪いとかの話ではなくて、ちがいがあるのは当然で、そのちがいを知ることでお互いを理解できると思います。
私は水泳の授業が嫌いだったので、どうして嫌いだったかという話もしました。
これは留学生が日本語のネイティブスピーカーと話す時に、話題の1つにできるかもしれませんね。
私もこの話はいろいろな国の方にしていますし、以前YouTubeのLIVE配信でも水泳について話したことがあります。
このような異文化は自分だけではなかなか気づくことができないので、みなさんから教えてもらえて、いつも感謝しています。
☆漢字の読み方
水泳:すいえい
埼玉県:さいたまけん
公立:こうりつ
泳ぐ:およぐ
地域:ちいき
珍しい:めずらしい
痛感:つうかん
尊重:そんちょう
お互い:おたがい
話題:わだい
異文化:いぶんか
感謝:かんしゃ
今日も最後まで聞いてくれてありがとうございました。
ばいばーい!