これはPodcastで話した内容です。
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みなさん、こんにちは。あかねです。
今日もいただいたリクエストの中からお話しようと思います。
ちなみに、リクエストの募集はInstagramのストーリーズで1か月に1、2回行っていますので、私のInstagramもチェックしてくださいね。
「あかね的日本語教室」で探すことができます。
さて、今回のリクエストは「なぜ英語を話せない日本人が多いか」についてです。muhammadさん、ありがとうございます。
この質問、日本語の先生になってからよく聞かれます。
たぶんこれを質問する方は第ニ言語として、つまり母語の次の言語として英語が話せるのが当たり前だと考えている人だと思います。
日本人も今は小学生から学校で英語の勉強をします。中学校でも高校でも必ず英語の授業があります。
私の周りの友達や同僚で、英語がペラペラな人はもちろんいますが、たしかに多くはありません。
だからこそみんな不思議に思いますよね。
「小学生から勉強しているのに、なんで話せないの?」って。
よく言われている話ですが、私たちが学校で英語を勉強するとき、そのほとんどが文法や読解の授業です。外国語に力を入れている高校があるので、そういう学校は会話の授業もあるかもしれませんが、そんなに多くありません。
私も高校で英語を勉強していたときは、話せるようになりたいからではなくて、大学受験のために、大学に合格するために勉強していました。
だから会話の練習なんてほとんどしたことがないですし、テストでいい点をとるためだけに文法や読解ばかり勉強していました。
あと、日本で暮らしていると日常生活で英語を話す機会がないというのも、英語を話せない1つの原因だと思います。もちろん、英語を話さなければいけない仕事をしている人なら会話の練習をしますよね。
みなさんに聞きたいんですが、英語を話す練習をほとんどしたことがない人が、いきなり英語を話せると思いますか?
たぶんできませんよね。みなさんも同じ経験がありませんか?
JLPTでN1やN2に合格したのに、日本語で話そうとすると単語や文法が思い出せなかったり、日本語のネイティブスピーカーが話している日本語がわからなかったりしませんか?
会話を練習することと、テストの勉強をすることは勉強方法が全然ちがいます。
だから私の周りで英語がペラペラな人はアメリカやイギリスに留学したことがある人が多かったり、オンラインで会話の練習をしている人が多いです。
語学を勉強する時に目標をもつことは大事ですよね。
JLPTに合格したいから勉強するのか、話せるようになりたいから勉強するのか、その目的によってどう勉強していくのか、勉強方法がかわっていくと思います。
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よろしくお願いいたします。
☆漢字の読み方
第二言語:だいにげんご
母語:ぼご
不思議:ふしぎ
受験:じゅけん
今日はここまでです。
バイバーイ!