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みなさん、こんにちは。
あかね的日本語教室のあかねです。
「写真撮影はご遠慮ください」や「おたばこはご遠慮ください」というアナウンスを聞いたり、紙に書いてあるのを見たことがある人はいますか?
最近ネットで見てとてもびっくりしたことがあるので、みなさんに紹介したいです。
「写真撮影はご遠慮ください」の意味は、たくさん撮るのはだめだけど、1枚や2枚なら写真を撮ってもいいという意味だと思っていた、という話をネットで見ました。
それを書いた人は日本人なんです。
これについて、「もっとはっきりダメだと書いたほうがいい」や、「日本人の読解力が低下(ていか)している」という意見がありました。
「読解力が低下している」というのは簡単にいうと、文章を読む力やレベルが低くなっているという意味です。
「ご遠慮ください」というのは「~してはいけない」、もっとはっきり言うなら「禁止(きんし)」という意味です。
つまり「写真撮影はご遠慮ください」は「写真を撮ってはいけません」、「おたばこはご遠慮ください」は「たばこを吸ってはいけません」という意味です。
「ご遠慮ください」と書くことによって、少しならいいと思う人がいるなら、「禁止」と書いたほうがいいという意見もありました。
でももし「禁止」と書いたら、「お客さんに命令するな!」と文句をいう人がいる、という意見もありました。
だから「ご遠慮ください」を使ったほうがいい、という店員さんもいるそうです。
確かに、いろいろな言い方があるので「だめです!」「禁止です!」よりも「ご遠慮ください」のほうが丁寧でやさしく聞こえると思います。
でも本当の意味がちゃんと伝わらなかったら、やさしく言っても意味がないと思います。
このネットの記事を見て、すごく考えさせられました。
みなさんはどう思いますか?
はっきり「禁止」と書いたほうがいいと思いますか?
☆漢字の読み方
遠慮:えんりょ
写真撮影:しゃしんさつえい
丁寧:ていねい
命令:めいれい