これはPodcastで話した内容です。
spotifyが使えない人はこちらからどうぞ。
みなさん、こんにちは。あかねです。
今日は単語、語彙の勉強方法について話したいと思います。
みなさんは普段どうやって単語の勉強をしていますか?
単語の本で単語を覚えたり、授業で勉強した単語をテストのために復習していますか?
もちろんその方法もいいと思います。
勉強方法は人によって合う合わないがあると思うので、自分にあっているなら何でもいいと思います。
今日紹介するのは、私が普段学校で日本語を教えている時に使っている方法です。特別な方法ではありませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。
単語を覚えるとき、それが名詞や動詞、形容詞なのかを意識したり、発音を覚えたりするのはもちろん重要です。
それに加えて、その単語を日本語で説明できるようになると、もっと単語を増やすことができるし、文法の練習にもなります。
ちょっとやってみましょう!
みなさん、「りんご」を日本語で説明してみてください。
自分の母語で単語の意味を言うだけなら簡単だと思います。
英語ならApple、中国語なら苹果ですね。
でもそれを日本語で説明するんです。どうやって「りんご」を説明しますか?
今から10秒待つので、ちょっと考えてみてください。はい!
どうですか?
りんごを説明するとき、色や味について説明する人が多いと思います。
例えば「赤い」「甘い」そして「果物」とかですね。
最初は今のような簡単な単語を言うだけでいいです。
次のレベルでは文法を使ってみましょう。
い形容詞の「い」を「くて」に変えると、1つの文章で2つ以上のい形容詞を使えますよね。
なので「りんごは赤くて甘い果物です。」
こうすると最初の単語を使った時だけよりも、もっと上手な説明になると思います。
私は授業で新しい単語を学生に教えるとき、授業の最後に必ず日本語で説明してもらうようにしています。
例えば「人口」という単語を勉強したら、復習として
「人口の意味は日本語でなんですか?」と聞くと
学生は「人」「どのくらいいますか」「その国に」「その町に」と言います。
ここまで言えればすばらしいと思います。
「ある国や町に人がどのくらいいるか」まで言えればもう完璧(かんぺき)だと思います。
単語を説明することによって、自分がまだ知らない単語やどうやって言えばいいかわからない言葉がわかると思います。
りんごだったら簡単だったかもしれませんが、「ハンドクリーム」だったらどんな単語を使って説明しますか?
「乾燥」や「塗る」という単語がすぐに思いつきますか?
説明するためにいろいろな単語を知っておく必要があるので、語彙を増やしたい人にはおすすめです。
Podcastを続けるためにbuy me a coffeeで応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
☆漢字の読み方
覚える:おぼえる
加える:くわえる
色:いろ
味:あじ
甘い:あまい
人口:じんこう
10秒:じゅうびょう
復習:ふくしゅう
乾燥:かんそう
塗る:ぬる
増やす:ふやす (他動詞:増やす 自動詞:増える)
今日も日本語の聴解のためのPodcastを聞いてくださってありがとうございます。
今日はここまでです。
バイバーイ!