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YouTubeの動画に外国語の字幕を付けない理由

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こんにちは。あかねです。

私は日本語教師として学校で日本語を教える傍ら、YouTube「あかね的日本語教室」を運営しています。

2020年6月時点でのチャンネル登録者数は46,000人です。

私の動画には日本語の字幕しかありません。過去に中国語で動画をアップしたことがあり、それには中国語の字幕がついていますが、たぶん全部で3本ぐらいです。

日本語学習者から「英語の字幕をつけてください」というコメントをよくいただきます。

私が英語や中国語の字幕をつけていないのには理由があるんです。

先日のLIVE配信の際にも少し説明したのですが、今回は改めて文字化して説明したいと思います。

こちらの動画の36分24秒から、字幕について説明しています。


まず、私がYouTubeで日本語に関する動画を作っている目的

それは・・・

日本語の聴解を勉強するための動画を作りたい!!
日本語で日本語を勉強するための動画を作りたい!!

と、思ったからです。

「外国語の字幕を付けた方が勉強しやすい」

と、反応する方もいるかもしれません。

その考えを否定はしません。YouTubeでは他の言語の字幕がついているものもあり、それもすばらしいと思います!

これは私の経験から感じたことですが、私が中国語を勉強していた時、日本語字幕をみながら中国語を聞いていたことがありました。

日本語の字幕があるので、その動画の内容は簡単に理解できました。

ただ・・・

日本語の字幕があることによって、私は中国語をほとんど聞き流していました。

その単語がどのような発音なのか、注意しながら聞いていなかったんです。

みなさんも、自分の母語以外の動画やテレビを見るとき、その言葉や単語が何かを気にするより、何を話しているのか、その内容が気になりませんか?

何を言っているのか、どのような内容なのか理解したいと思うのは当然のことです。

でも、聴解を勉強する時に大事なのは、もちろん内容を理解することも大事ですが

何を発音しているのか

これがとても大切だと思っています。

テストなら全体的な内容を理解することが大事です。でも、日常生活で聴解をもっとレベルアップしたいのなら、「日本語でどんな単語を言っているのか」も大切だと思います。

なぜなら、ある単語が聞き取れないなら、その単語を自分で発音することはできないからです。

私の動画は内容を理解してもらうためではなく

「私が日本語で何を発音しているのかを聞き取ってほしい」

という目的で作っています。

日本語の字幕があるので、わからない単語が出てきたら自分で調べることができますよね。

「これは難しそうだなぁ」と思う単語は、私も動画の中でなるべく説明したり、絵や写真を加えるようにしていますが、自分で調べることも大切だと思います。

ときどきコメントで

「外国語の字幕をつけないのは楽をしているからだ」

と書かれることもあり、本当に悲しいです。

日本語の字幕をつけるのに2時間以上かかっています。

しかもたった5分くらいの動画を作るために・・・。

1本の動画を撮影し編集してYouTubeにアップするまで6時間以上かかります。

この作業は全て私一人で行っています。

日本語母語話者ですが、自分の声のタイミングにあわせて字幕を作ったり、何度も聞きなおすので長時間かかってしまいます。

私は編集に関して素人(しろうと)なので、編集技術はまだまだですが、これからも日本語学習者にとって少しでも役に立つ動画を作っていきたいと思っています。

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