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【日本語】JLPT聴解のポイント

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こんにちは!あかねです。

みなさんは日本語の聴解は得意ですか?

聴解は会話の内容を目で見ることができないし、スピードも速いので瞬時(しゅんじ)に問題の答えを判断するのは難しいですよね。

先日YouTubeのLIVEで聴解のポイントについて話しました。

YouTubeの動画は基本的には日本語の字幕をつけていますが、LIVE配信した動画は字幕をつけていないので、LIVEで話した内容をここにまとめようと思います。

1~6の項目に分けて書きますね。

  1. 聴解の基本
  2. JLPT N3の特徴
  3. JLPT N2の特徴
  4. JLPT N1の特徴
  5. 聴解で注意すること
  6. 勉強方法

1.聴解の基本

聴解の基本では2つのことをYouTubeで話しました。

1つ目は「質問を理解すること」です。当たり前のことですね。

ここで大切なのは「誰が」「いつ」「どこで」「どうやって」「何をする」です。

例を挙げると

誰が・・・男の人・女の人・上司・部下・先生・学生

いつ・・・何月何日・何曜日・何時・今日・明日・昨日・来年

どこで・・・デパート・スーパー・郵便局・学校・会社

どうやって・・・電話・メール・バスに乗る [どんな方法を使うか]

何をする・・・仕事・レポートを書く・買い物・運動

このような単語がわからないと、聴解の内容も理解できないし質問の意味もわかりませんね。基本的なことですが、これらが聞き取れないと正解することができません。

2つ目は日本語の特徴を理解することです。

日本語の基本的な語順は 

S(主語) O(目的語) V(動詞)です。

(例) 私はりんごを食べる。 

1番最後に動詞がありますね。

日本語の動詞は活用します。

食べる・食べない・食べた・食べよう・食べられる・・・たくさんありますね。

つまり、文章を最後まで聞かないと内容が全然理解できません。

①私はりんごを食べました。

②私はりんごを食べませんでした。

①と②は「食べ」までは同じですが、「ました」と「ませんでした」は意味が全然違います。最後に重要なことがあると思って、最後まで集中して聞くことが大切だと思います。

ここまでが基本のポイントです。

次はJLPTのN3からN1の特徴をそれぞれ書きます。

2.JLPT N3の特徴

N3の聴解でよく出てくる問題は、まず動詞の活用が聞き取れないと理解できない問題です。

特に「使役(しえき)」と「受身(うけみ)」が難しいと思います。

使役・受身で大事なのは、「誰がするのか」です。

(例)遅刻したから先生に怒られた。

この例を見て、誰が怒ったかわかりますか?怒ったのは「先生」ですね。

(例)母は忙しいから私を買い物に行かせた。

買い物に行ったのは誰ですか?もちろん「私」ですね。

このように、誰がしたのかがわからないと質問に答えられない問題も多いです。

あとは「あげる」「くれる」「もらう」もよく見る問題です。

 (例)私は妹に本を2冊もらった。

プレゼントしたのは妹です。私は受け取りました。(妹⇒私)

この関係がわからないと内容が理解できません。

N3を勉強している人は今説明した動詞をしっかり復習してくださいね。

3. JLPT N2の特徴

N3からN2に挑戦した人はわかると思いますが、N2はN3よりもスピードが速くてとても難しくなります。

N2では仕事で使うビジネス日本語が多くなります。

つまり、N3よりも敬語を使う仕事の場面が多いです。

敬語をよく聞いて、誰が上司で誰が部下なのか判断しなければなりません。

そのためには尊敬語と謙譲語をしっかり覚える必要がありますね。

あと、友達との会話もよく出てきます。

日本語は書く時と話す時の表現がちがうことがあります。

 (例)今日は残業しなければならない。

この文章を友達に言うとき、どのように言いますか?

 ⇒今日は残業しなきゃ。(「残業しなくちゃ」もOK)

「なければならない」は友達と話す時「なきゃ」や「なくちゃ」になります。

このような友達との会話はN3にもありますが、N2になるとスピードが速いので聞いてすぐに意味がわからないことも多いと思います。

4.JLPT N1の特徴

N1の聴解の特徴は、とにかく長くて速いです。

日本人が普段話すスピードと同じです。そして語彙も増えるので、重要な単語を聞き逃(のが)さないようにすることがとても大変です。

そして、N1では最初の意見と最後の意見が変わる問題がよく出ます。

(例)「すみません、コーヒー2つ…あ、やっぱりコーヒー1つと紅茶1つで」

N1ではもっと複雑な会話になりますが、この例のように、「最初はコーヒーを注文しようとしたけれど、紅茶に変えました。」というような問題が多いです。

ここで大事なのは「やっぱり」の使い方です。

「やっぱり」の書き言葉は「やはり」です。2つの意味があります。

①自分の予想と同じ結果になったとき。

(例) 

王さん「N1に合格したよ!」

伊藤さん「やっぱりね!王さんなら合格すると思ってたよ。」

ここでは伊藤さんは王さんがN1に合格すると予想していました。そしてその結果が予想と同じになったので「やっぱり」を使っています。

②自分の意見を変えたいとき。

 これがコーヒーから紅茶に変えた会話での使い方です。

(例)「すみません、コーヒー2つ…あ、やっぱりコーヒー1つと紅茶1つで」

N1で重要なのは②の「やっぱり」の意味です。

つまり、最後まで聞かないと意見が変わることがあるので、自分が最初に選んだ答えとちがうかもしれません。

すぐに答えを判断しないで、最後までよく聞きましょう。 

5.聴解で注意すること

これまでJLPTの各レベルのポイントを書きましたが、全体に言えることをまとめます。

①わからない単語は諦める。

もともと自分が知らない単語はどんなに考えても絶対にわかりません。文章から推測(すいそく)することは可能でも、それが正解かどうかは判断できません。

聴解では考えている時間はありません。わからない単語や問題は諦めて、次の問題を聞きましょう。もしかしたら次の問題は自分にとって簡単かもしれませんよ。

②最後まで聞く

日本語は文章の最後が重要です。「飲んだ」「飲まなかった」この2つの意味は全然違います。そして、N1のように意見がかわることも多いです。最後まで集中して聞きましょう。

6.聴解の勉強方法

これもよくYouTubeのコメントで質問されることです。

(「質問される」は受身ですね。みなさんが質問します。私は質問されます^^)

日本語を聞いている時、みなさんはどんな単語なら聞き取れますか?

例えば「日本語」や「先生」、このような単語は聞いてすぐわかりますよね。

それは何度も聞いたことがあって、自分も発音できるからです。

自分が発音することができない単語は聞いてもわかりません。

日本語を勉強するとき、発音しながら勉強することをおすすめします。

あとは、とにかくたくさん日本語を聞いて、慣れてください。

「ドラマやニュースを聞いても内容が全然わかりません。」

このようなことを言う人が多いですが、内容を理解する必要はありません。

私が「ドラマやニュースを見てください」という理由は、「内容を理解してください」という意味ではなくて、「自分が知っている単語を聞いたら、すぐにその意味がわかるようにしてください」という意味です。

今まで勉強した単語がニュースやドラマに出てきた時に、それを聞いて

「あ!この単語はこの前勉強した単語だ!意味は〇〇だ」とわかることが大事なんです。

これができれば、その単語はもう完全に覚えられた単語です。

この繰り返しが大切だと思います。

あとはディクテーションも効果的です。日本語を聞いて、それを書きます。

(中国語は聽寫/听写   英語はDictation)

ここで書いたことは、私の個人的な考えです。

もっといい方法もたくさんあると思います。自分にあう方法を探してくださいね。

そして毎日の積み重ねがとても大切ですよ!

頑張ってくださいね!心から応援しています。

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